資材調達
資材調達への取り組みと、マコメ研究所の願い
お客様の製品に対する期待は、製品が持つ機能価値とともに品質も含めたものと考えております。
マコメ研究所では、製品を構成している部材や部品を多くのお取引先様から調達をしており、製品を造る上で欠かせない測定機器や設備機器の多くも同様です。
お客様に品質のある製品を安定的に供給するためには、お取引先様との信頼関係とご協力により成り立ちます。品質が高くより良い製品づくり、さらにグリーン調達を実現するためには、お取引先様と良きパートナーになれることが重要になります。
部品・材料における環境管理物質規定書
マコメ研究所がお取引先様に提供している
- ・環境管理物質規定:S-006
- ・金属材料選定基準:S-009
- ・グリーン調達基準書:S-010
上記の、ネット一般公開版です。
- マコメ研究所の製品における環境管理物質の使用の範囲を定義した規定
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S-006第5版、2022年10月13日版
- マコメ研究所が設計・製造委託した加工部品の内、金属加工品の材料において適切な材料を選定するための規定
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S-009第2版、2006年2月22日版
- サプライヤー(購買先)様から調達する部品、材料、その他の部品の環境に対する基準書
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S-010第9版、2022年10月版
※各種規定書は部品、材料における環境管理物質の改定や修正に伴い、予告無しに変更になることがあります。
サプライヤー(購買先)様からの届出用紙(PDF File)
紛争鉱物・コンフリクトミネラルの対応
米国紛争鉱物条項への対応
中央アフリカ・コンゴ⺠主共和国および周辺9ヶ国(DRC諸国)で採掘される鉱物資源(3TG:タンタル、すず、タングステン、⾦)が、武装勢⼒の資⾦源となり⼈権侵害、環境破壊等を引き起こしている可能性が懸念され、2010年に⽶国⾦融規制改⾰法(ドッド・フランク法)第1502条が制定されました。
株式会社マコメ研究所は、紛争鉱物に関する取り組みを企業としての社会的責任ととらえて不正な資⾦、または非合法な⽅法により採掘・採取された紛争鉱物を使⽤した原材料及びこれらが含有される部材・部品等の不使⽤に向けた取り組みを⾏います。
株式会社マコメ研究所はサプライチェーン上の鉱物の原産国および流通過程に関するデュー・デリジェンスの実施において「OECD紛争地域および⾼リスク地域からの鉱物の責任あるサプライチェーンのためのデュー・デリジェンスガイダンス」に従って取り組みを進めます。
⽅ 針
コンゴ⺠主共和国および周辺国産出の紛争鉱物(タンタル、すず、タングステン、⾦)が武装勢⼒の資⾦源となり、⼈権侵害、環境破壊等を引き起こしていることから、株式会社マコメ研究所は、不正に採掘された紛争鉱物を商品に使⽤しないことを基本⽅針とし、責任ある鉱物調達を推進する団体であるCFSIが提供するツールを使⽤してサプライチェーンの調査を実施するなど、サプライヤー様の協⼒を得ながら、紛争鉱物排除の取り組みを⾏なっています。
※1:CFSI(conflict-free sourcing initiative 紛争鉱物に関する国際イニシアチブ)
紛争鉱物調査の実施
EICCおよびGeSIが開発されたCFSI帳票(CMRT) を⽤いて紛争鉱物調査を⾏っています。
- ● EICC
http://www.eicc.info/ - ● GeSI
http://gesi.org/ - ● 米国ドッド・フランク法1502条および最終規則
http://www.sec.gov/about/laws/wallstreetreform-cpa.pdf
http://www.sec.gov/rules/final/2012/34-67716.pdf - ● Conflict Free Sourcing Initiative (CFSI)
http://www.conflictfreesmelter.org/cfshome.htm