MACOMEでカイゼン!! <事例と数値でナットク導入効果 その4>
ー 搬送コンベアのチェーン切れ ー
搬送用コンベアーに使用するチェーンに切断トラブルが頻発。トラブルを未然に防ぐ、カイゼンはないか?
トラブル事例
木材加工メーカーで、「パーチクルボード(3×6尺×80枚/1ロット)」の搬送用コンベアのトラブルが頻発。ワークが非常に重く、トップチェーンが切れ故障ロスするので、トップチェーンの寿命を観測したい。
- ・トップチェーンのコンベア回転数が1,650回転で材質寿命になるため、それまでに交換したい
- ・これまでの「事後保全」ではなく、「予防保全」にしたい
- ・木材加工ワークなので、粉塵の影響から光電管が使えない
- ・1,650回転まで確実に消耗させたいので、確実にカウント出来るセンサが欲しい
以上、4点のご要望があった。
トラブル状況と損失
- ■ トラブル頻度:1回/57,600秒(2日稼働)
- ■ トラブル復旧時間:1,200秒/1回
- ■ 損失:18,500円/1日 37,000円/2日
MACOMEがオススメする製品は、コレ!!
磁気近接スイッチ『DW-350』
カイゼンのポイントと期待できるお客様効果
マコメ研究所製の磁気近接スイッチ『DW-350』をコンベアー下側に取り付け、発磁体『SMG-100N』をトップチェーンに貼り付けた。
- ・DW-350は非接触タイプで、検出距離40mmまで検知
- ・トップチェーンに発磁体を裏向けに取り付け、2ch出力が可能で確実に回転数をカウントする
- ・ワークの停止リミットスイッチを使っていたが、DW-350を使用することにより、リミットスイッチの置き換えとしても使える
- ・DW-350の磁気検出素子に「可飽和コイル」を搭載。このため指向性が高く、N、Sどちらの磁界も検出でき、衝撃が大きい箇所でも使える
製品の詳細は、コチラ
磁気近接スイッチ『DW-350』
発磁体『SMG-100N』
カイゼンの効果とメリット
- ■ トラブル頻度:0回/28,800秒
- ■ トラブル復旧時間:0秒/1回
- ■ ライン停止時間:0秒
- ■ 損失:0円/1日
DW-350を取り付けることで、トップチェーンカウント数管理ができ、
事後保全から予防保全が実現できた。