MACOMEでカイゼン!! <事例と数値でナットク導入効果 その6>
ー⼤量⽣産による鉄球の全数検査化 ー
鉄球を製造しているが、鉄球の磁化が発生!? ライン上で磁化のモニタリングしたい。カイゼンはないか?
トラブル事例
10φの鉄球を毎日約4万個製造。その中で不具合品(磁化された鉄球)が混在する。現状、抜き取り検査のみで、不具合品が流出してしまう。
ライン上に何らかのセンサーを取り付け、磁化されている鉄球をモニタリングし排出させたい。
- ・自働化ライン上での磁化された鉄球のモニタリング
- ・ライン構造により検出物とセンサー間で、検出距離を30mmあけたい
以上、2点のご要望があった。
トラブル状況と損失
不具合品が発見されると、約2万個の全数検査が必要になる。全数検査時間損失:358,000円/1ロット
MACOMEがオススメする製品は、コレ!!
ガイドセンサー『GS-116』
カイゼンのポイントと期待できるお客様効果
マコメ研究所製のガイドセンサー『GS-116』をラインコンベアーに取り付け、鉄球の磁界を検出し排出可能になった(ただし、磁界の強さにもよる)。
- ・AGV(無人搬送車)用ガイドセンサーとしてラインナップだが、GS-116は16bitのパラレルスイッチング出力に対応。16bitで磁界を検出し、磁化された鉄球のモニタリングが可能になった
- ・出力がパラレルのON/OFF情報のため、磁界領域の情報をデジタルにて処理できた
- ・GS-116は、検出距離40mmまでなので、コンベアー取り付けが可能になった
製品の詳細は、コチラ
ガイドセンサー『GS-116』
カイゼンの効果とメリット
- ■ 異常があれば、すぐに止まるラインを構築
- ■ 不具合品発生時、不良品を自動排出できるラインシステムを実現